銀塩写真と銀鉛写真と銀写真プリント? New 銀塩写真…ハロゲン化銀をフィルムの感光材料(光を当てると化学反応を起こし、現像処理することで像が浮かび上がらせるための素材)に使用して映像記録するシステム。 それを銀塩写真というそうです。
なぜ"塩"が文字に含まれるかというと、ハロゲン族元素と銀を化学的に結合させた塩化銀等をハロゲン化銀という名前で使っているからだそうです。 (日本カメラ社 出版 / 写真用語辞典 参照・独自意訳) そのシステムのためのカメラだから銀塩カメラなんです。
銀鉛写真…とは完全な誤字です。Web上で調べものをしていたらあまりに多いため驚いてしまいました。私には"ぎんなまりしゃしん"としか読めません。 なぜなら私のコンピュータでは1回で変換できず、"ぎんなまりしゃしん"と入力しなくてはいけないからです。
銀写真プリント…2006年春、写真感光材料工業会から一般に広めようとしている新しい言葉です。要するに銀塩写真のことです。学術用語も銀塩写真です。 銀塩写真の長所をよりわかりやすく、アピールしていこうということのようです。 突っ込むところではないのかもしれませんが、写真て英語でプリント(Print)だったような気がします。 普及には富士フイルム・三菱製紙とコダックも参加されます。本来はコニカミノルタも参加されると発表されていましたが、撤退した現在どうするのか不明です。 街の写真屋さんの店頭で見かけたらああこれかと、うなずいてください。 この言葉が将来に残るかどうかはみなさんが決めることと思っています。
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