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電池のお話(自然放電)

 カメラを使っている最中に電池切れ。それがデジタルカメラということであれば、経験された方は多いかと思います。ビデオカメラもそうではないでしょうか。使えばなくなる。当たり前のことです。
 使わなくともカメラの中に入れっぱなしにしていれば、スイッチが入っていなくても電池は消耗していきます。自然放電とは、カメラにも入れていない状態で電池の性能が落ちて(失って)いくことです。

 下の表は一般的に使用されている電池の自然消耗の割合を表にしました(全部ではありませんがデジカメで使用される主なものです)。特にリチウムの充電池を使用している方(特にビデオカメラの方)はご注意ください。

電池の種類

自然放電の割合

 備 考

アルカリ電池

1年で3〜5%

 使いきりの電池

ニッケル水素電池

1ヶ月で10%

 充電式電池

リチウムイオン電池

半年で0%

 充電式電池(主にビデオカメラに使用)

リチウム電池

ほとんどなし

 使いきりの電池。使用できるデジカメに制限あり

 ビデオカメラをお持ちの方で半年近く使用された記憶のない方は、まずバッテリーをカメラにセットし動くか確認した上で充電することをお薦めします。

 過放電(電池の性能が0になっている状態)ではいくら充電しても使用できません。逆に神経質になり過ぎて充電のみをし過ぎると過充電となり、これもバッテリーの性能を落とします。カメラで再生等して自然に動作しなくなるのを確認してから充電して下さい。

 これはデジカメでも同じです。こういったケアをしていただくと充電池の寿命をある程度延ばすことができます。

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